特徴

  • 😊 温和な性格で噛みつくことがほとんどない
  • 🤝 ハンドリング可能でコミュニケーションが取れる
  • 🔇 鳴き声がなく静か
  • 💨 臭いがほとんどない
  • 📦 小スペースで飼育できる(30cmケージでOK)
  • 🍽️ 人工フードで飼育可能
  • 🚪 壁を登らないため脱走リスクが低い
  • 🎨 豊富なモルフから選べる楽しさ

性格:温和でおとなしい。ハンドリング可能。

基本情報

体長
20~25cm
体重
60~90g
寿命
10~15年(飼育下)、20年以上生きる個体も
食性
肉食性(昆虫食)
活動時間
夜行性
原産地
アフガニスタン、パキスタン、インド北西部
生息環境
アフガニスタン、パキスタン、インド北西部の岩場・砂漠地帯
繁殖様式
卵生

人気のモルフ

ハイイエロー
ハイイエロー
最も基本的なモルフ。鮮やかな黄色と黒い斑点が特徴。野生型に近い外観で、初心者におすすめ。価格:¥5,000~¥15,000
タンジェリン
タンジェリン
オレンジ色が強く発色したモルフ。みかん(Tangerine)に由来する名前。美しい色彩で人気。価格:¥10,000~¥25,000
マックスノー
マックスノー
白と黒のモノトーン模様。ブリーダーのジョン・マック氏が作出。成長とともに薄い黄みが出ることも。価格:¥15,000~¥30,000
アルビノ系
アルビノ系
トレンパー、ベル、レインウォーターなど複数系統あり。赤い目と淡い体色が特徴。価格:¥15,000~¥40,000
ブリザード
ブリザード
無地の白い体色。模様がなくシンプルな美しさ。温度により体色が変化することも。価格:¥20,000~¥50,000

飼育ガイド

  • 必要スペースカラーボックス1段分程度
  • お世話時間1日5〜10分(餌やり、水換え、フン掃除)
  • ケージ幅30cm以上(60cm推奨)
  • 温度日中:24~32℃ / 夜間:18~24℃
  • 湿度60~70%(シェルター内は高湿度を維持)
  • 照明不要(自然光で十分、UVBライト不要)
  • 床材ペットシーツ、キッチンペーパー、爬虫類用ソイル
  • コオロギ、ミルワーム、人工フード(レオパゲルなど)
  • 給餌頻度幼体:毎日 / 成体:2~3日に1回
  • 飲み水常に新鮮な水を用意(浅い水入れ)

初心者へのアドバイス

💡 飼育のポイント

ヒョウモントカゲモドキは初心者にもおすすめの爬虫類です。人工フードで飼育できるため、生餌の管理が不要な点が大きなメリット。温度管理も比較的容易で、エアコンで室温を保つだけで飼育可能です。
夜行性のため、夜間に活動する様子を観察できます。触れ合いも可能ですが、無理に掴むとストレスになるため、優しくハンドリングしましょう。尻尾は自切するため注意が必要です(再生はしますが、元通りにはなりません)。
繁殖も比較的容易で、ペアで飼育すると産卵することがあります。モルフ(色変異)のバリエーションが豊富なため、コレクション性も高く、長く楽しめる種です。
最も重要なのは、飼育前に近くの爬虫類対応動物病院を調べておくことです。万が一の時にすぐ診てもらえる環境を整えましょう。

✨ 重要チェックポイント

  • ✓ 温度・湿度管理を徹底する
  • ✓ カルシウムサプリメントを忘れずに
  • ✓ 定期的な体重測定で健康チェック
  • ✓ 脱皮前後は特に観察を
  • ✓ ハンドリングは優しく、無理をしない
  • ✓ 複数飼育はオス同士を避ける

健康管理

日々の健康チェックリスト

  • 食欲があるか(餌を食べているか)
  • 排泄物の状態(形、色、頻度)
  • 体重の増減(月1回測定)
  • 尻尾の太さ(栄養状態の指標)
  • 目の輝き(充血や濁りがないか)
  • 皮膚の状態(脱皮不全や外傷がないか)
  • 行動の変化(いつもと違う動きはないか)

主な病気と予防法

脱皮不全
【症状】古い皮が残る、特に指先や尾に多い
【原因】湿度不足、温度管理の失敗、栄養不足
【予防】ウェットシェルターの使用、適切な湿度管理
クル病
【症状】四肢の変形、腰の曲がり、口が閉じない
【原因】カルシウム・ビタミンD3不足
【予防】サプリメントの定期的な添加、UVBライトの使用
クリプトスポリジウム
【症状】下痢、体重減少、尻尾が細くなる
【原因】寄生虫感染(致死率が高い)
【予防】衛生的な飼育環境、新個体の隔離期間
眼疾患・膿瘍
【症状】目の周りの腫れ、膿の蓄積
【原因】ビタミンA欠乏、細菌感染
【予防】栄養バランスの取れた餌、総合ビタミン剤
低温火傷
【症状】腹部の皮膚異常、壊死
【原因】パネルヒーターの直接接触
【予防】サーモスタットの使用、適切な設置方法

🏥 動物病院へ行くべき症状

□ 購入後の健康チェック(寄生虫検査推奨)
□ 食欲不振が3日以上続く
□ 排泄物に血が混じる、緑色の尿酸
□ 脱皮不全が4日以上続く
□ 体重が急激に減少
□ 呼吸が荒い、口を開けたまま
□ 嘔吐、下痢が続く
□ 目の周りの腫れや膿
□ 四肢の変形や腰の曲がり

トラブルシューティング

⚠️ 餌を食べない
【原因】
温度が低い、脱皮前、ストレス、病気や寄生虫
【対処法】
・温度を28~30℃に調整
・脱皮が終わるまで様子見
・静かな環境で落ち着かせる
・3日以上続く場合は動物病院へ
⚠️ 脱皮不全
【原因】
湿度不足、栄養不足、温度管理の失敗
【対処法】
・ぬるま湯に10分ほど浸ける
・ウェットシェルターで湿度を上げる
・残った皮を優しく取り除く(無理は禁物)
・改善しない場合は獣医師に相談
⚠️ 尻尾が細い
【原因】
栄養不足、給餌不足、寄生虫、病気
【対処法】
・給餌量・頻度を増やす
・栄養価の高い餌を与える
・体重を定期測定
・改善しない場合は動物病院で検査

よくある質問

  • Q. 鳴きますか? ほとんど鳴きません。まれに威嚇時に「チッチッ」という小さな音を出すことがありますが、日常生活で気になるレベルではありません。
  • Q. 臭いは? 爬虫類特有の臭いはほとんどありません。ケージを清潔に保ち、排泄物をこまめに取り除けば無臭です。
  • Q. 電気代は? パネルヒーター使用で月500円~1,000円程度。エアコンで室温管理する場合は通常の冷暖房費に含まれます。
  • Q. 複数飼育できる? オスは縄張り争いをするため単独飼育推奨。メス同士、またはペア(オス1匹+メス1~2匹)なら可能です。ただし、ケージは広めに。
  • Q. 人に慣れますか? はい、非常に慣れやすいです。毎日優しく接することで、手に乗ってくれるようになります。個体差はありますが、攻撃的になることはほとんどありません。
  • Q. 生き餌は必須ですか? 必須ではありません。レオパゲルなどの人工フードで飼育可能です。ただし、栄養バランスを考えると、生き餌と人工フードの併用が理想的です。
  • Q. 冬の温度管理は? パネルヒーター+サーモスタットで管理します。室温が15℃を下回る場合は上部ヒーターの併用を推奨。エアコンで室温20℃前後を保てれば理想的です。
  • Q. 外出や旅行の時は? 1~2日の留守なら問題ありません。3日以上の場合は、ペットシッターや信頼できる人に世話を依頼しましょう。