特徴
- 人懐っこく、ハンドリングを好む個体が多い
- 表情が豊かで、手を振る仕草(アームウェービング)が可愛い
- 雑食性で野菜も食べるため、餌の入手が容易
- 昼行性で観察しやすい
- 比較的丈夫で、適切な環境なら病気になりにくい
- 体長40〜50cmとほどよいサイズ感
- モルフ(品種)が豊富でコレクション性がある
- 寿命10〜15年と長く付き合える
性格:穏やかで人に慣れやすい。好奇心旺盛で、飼い主を認識する個体も多い
基本情報
体長
40〜50cm
体重
300〜600g
寿命
10〜15年(飼育下)
食性
雑食性(昆虫・野菜)
活動時間
昼行性
原産地
オーストラリア中央部〜東部
生息環境
乾燥した森林・砂漠地帯
繁殖様式
卵生(1回に15〜30個)
人気のモルフ
ノーマル
ノーマル
野生型に近い茶褐色の基本モルフ
ハイポ
ハイポ
色素が薄く、明るい体色になるモルフ
レッド/オレンジ
レッド/オレンジ
赤〜オレンジ色が強調されたモルフ
レザーバック
レザーバック
背中の突起が小さく、滑らかな肌触り
ゼロ
ゼロ
模様がほぼなく、単色に近い希少モルフ
飼育ガイド
- 必要スペース90cm幅のケージを置けるスペース
- お世話時間1日15〜30分(餌やり・掃除・観察)
- ケージ90×45×45cm以上推奨
- 温度バスキングスポット35〜40℃ / クールスポット25〜28℃
- 湿度30〜40%(乾燥気味)
- 照明UVBライト必須(10.0〜12.0)+ バスキングライト
- 床材砂・ペットシーツ・人工芝など
- 餌コオロギ・デュビア・野菜(小松菜、チンゲン菜など)・人工フード
- 給餌頻度幼体:毎日 / 成体:2〜3日に1回
- 飲み水水入れ設置。霧吹き不要
初心者へのアドバイス
💡 飼育のポイント
最初は90cmケージで飼育を開始し、温度勾配をしっかり作ることが重要。UVBライトは必ず設置し、定期的に交換する。幼体のうちは昆虫メインで、成長に合わせて野菜の比率を増やしていく。
✨ 重要チェックポイント
- UVBライトは6〜12ヶ月で交換
- バスキングスポットの温度を毎日確認
- 成長に合わせて餌のバランスを変える
- 脱皮時は湿度を少し上げる
健康管理
日々の健康チェックリスト
- 目が輝いているか
- 食欲があるか
- 便の状態は正常か
- 皮膚に異常はないか
- 活発に動いているか
主な病気と予防法
代謝性骨疾患(MBD)
カルシウム・UVB不足で骨が弱くなる。予防にはUVBライトとカルシウムサプリが必須
脱皮不全
指先や尾に古い皮が残る。温浴で対処。慢性化すると壊死の原因に
寄生虫感染
食欲不振や下痢の原因に。定期的な検便で早期発見
呼吸器感染症
口を開けての呼吸、鼻水が症状。温度管理の見直しと獣医受診を
イエローファンガス
皮膚に黄色い斑点が出る真菌症。早期の獣医受診が必要
🏥 動物病院へ行くべき症状
食欲不振が3日以上続く
下痢や血便
目が腫れている・閉じたまま
口を開けたまま呼吸
手足の変形や腫れ
ぐったりして動かない
トラブルシューティング
⚠️ 餌を食べない
温度が低い、ストレス、発情期の可能性。まず温度を確認し、環境を見直す
⚠️ ガラスを引っ掻く
退屈、ケージが狭い、外に出たいサイン。運動の時間を設けるか、環境エンリッチメントを
⚠️ 黒ひげ(顎が黒くなる)
ストレスや威嚇、体温調節のサイン。原因を探り環境を改善
よくある質問
- Q. フトアゴヒゲトカゲは噛みますか? 基本的に温厚で噛むことは稀です。驚かせたり、餌と間違えた時に噛むことがありますが、大怪我にはなりません
- Q. 一人暮らしでも飼えますか? 飼えます。昼行性なので、仕事から帰宅後に様子を見ることができます。ただし90cm以上のケージスペースは必要です
- Q. 野菜は何をあげればいい? 小松菜、チンゲン菜、カボチャ、ニンジンなどがおすすめ。レタスやほうれん草は避けましょう
- Q. 冬場の保温はどうする? 保温球やセラミックヒーターで温度を維持します。サーモスタットで管理すると安心です
- Q. 多頭飼いできる? 基本的に単独飼育を推奨。特にオス同士は激しく争います